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FXのMT5注文方法を完全解説|成行・指値・逆指値の違いと使い方を初心者向けに解説

FXのMT5注文方法一覧|成行注文・指値注文・逆指値注文の違いを解説
この記事で身につくFXスキル
  • 成行注文・指値注文・逆指値注文の違いが理解できる
  • MT5で使える全注文方法の使い分けがわかる
  • 利確(TP)・損切り(SL)の正しい設定方法が身につく
  • エントリー精度を高める注文戦略の立て方

FXで安定して勝つためには、チャート分析だけでなく「注文方法」を正しく理解することも重要です。

しかし、MT5には成行注文・指値注文・逆指値注文など複数の注文方法があり、初心者の方は違いが分かりにくいかもしれません。

この記事では、MT5で使える各注文方法の違いや使い方を初心者向けにわかりやすく解説します。利確(TP)・損切り(SL)・トレーリングストップについても紹介するので、注文の基本を一通り身につけたい方はぜひ最後までご覧ください。

目次

FX・MT5の注文方法とは?

FXで安定してトレードするためには、チャート分析だけでなく「どの注文方法を使うか」も非常に重要です。まずは、FX・MT5で使われる基本的な注文方法の考え方を理解していきましょう。

FXの注文方法を理解する重要性
注文方法を覚えるとトレード精度が上がる理由
買いポジションと売りポジションの決済ルール

FXの注文方法を理解する重要性

FXでは、「どこでエントリーするか」だけではなく、「どの方法で注文を出すか」によって結果が大きく変わります。

例えば、今すぐ入りたい場面では成行注文が向いていますが、「押し目まで待ちたい」「ブレイクしたら入りたい」という場面では、予約注文を使った方が効率的です。

実際に初心者の方は、毎回成行注文だけでトレードしてしまい、

  • 無駄なエントリーが増える
  • 焦って飛び乗ってしまう
  • 感情的なトレードになる

という状態になりやすい傾向があります。

一方で、注文方法を理解している人は、あらかじめ戦略を立てて待ち構えることができます。

例えば、

状況向いている注文
押し目買いを狙うBuy Limit
高値ブレイクを狙うBuy Stop
今すぐエントリーしたい成行注文

このように使い分けることで、無駄なエントリーを減らし、ルール通りのトレードがしやすくなります。

FXは「どこで入るか」だけではなく、「どう入るか」も非常に重要です。注文方法を理解するだけでも、トレードの安定感は大きく変わります。

注文方法を覚えるとトレード精度が上がる理由

注文方法を覚える最大のメリットは、「感情でトレードしにくくなること」です。

初心者の頃は、

「上がりそうだから今すぐ買おう」
「置いていかれそうだから飛び乗ろう」

という感情で成行注文を使いがちです。しかし、このようなトレードは高値掴みになりやすく、損失につながるケースも少なくありません。

そこで重要になるのが予約注文です。

例えば、押し目買いを狙う場合は、事前にBuy Limitを置いておけば、自分が狙っていた価格まで下がった時だけ自動でエントリーできます。

逆に、「この高値を超えたら上昇が強そう」と考えるなら、Buy Stopを使ってブレイクだけを狙うことも可能です。

つまり、注文方法を覚えることで、

  • 感情的な飛び乗りを防げる
  • 事前にシナリオを立てられる
  • ルール通りのトレードがしやすくなる
  • 無駄なエントリーが減る

というメリットがあります。

特にFXでは、「待つ力」が非常に重要です。注文方法を理解すると、“待ってから入るトレード”ができるようになり、結果的にトレード精度も大きく向上していきます。

買いポジションと売りポジションの決済ルール

FXでは、買いポジションは「売り注文」で決済し、売りポジションは「買い注文」で決済する仕組みになっています。

例えば、145.000円で買いエントリーした場合は、売り注文の決済か損切りを行います。

逆に、145.000円で売りエントリーした場合は、買い注文の決済か損切りを行います。

エントリー決済方法
買い(Buy)売り(Sell)で決済
売り(Sell)買い(Buy)で決済

最初は少しややこしく感じますが、FXでは「反対売買で決済する」という仕組みを覚えておくと理解しやすくなります。

また、これはFXの基本中の基本であり、案外「当たり前すぎて気にしなくて良い部分」と思われがちですが、実は非常に重要な考え方です。

なぜなら、相場は“新規注文”だけで動いているわけではなく、「どこで決済注文が入るのか」が価格変動に大きく関わっているからです。

つまり、

  • 新規の買い・売り注文
  • 利確注文
  • 損切り注文

がどこに集まるのかを考えることこそ、FXの本質とも言える部分になります。

成行注文とは?今すぐ買う・売る基本注文

成行注文は、FXで最も基本的な注文方法です。「今すぐ買いたい」「今すぐ売りたい」という時に使われ、多くの初心者が最初に覚える注文方法でもあります。まずは仕組みや特徴を理解していきましょう。

成行注文の仕組み
成行注文のメリット・デメリット
成行注文が向いている場面

成行注文の仕組み

成行注文とは、「現在の価格ですぐに注文を成立させる方法」のことです。

例えば、USDJPYが「145.000円」の時に買い成行注文を出すと、その時点の価格付近ですぐに買い注文が成立します。

イメージとしては、スーパーで表示されている価格の商品を、その場ですぐ購入する感覚に近いです。

FXでは価格が常に動いているため、ボタンを押した瞬間と、実際に約定する価格に少しズレが発生する場合もあります。これを「スリッページ」と呼びます。

特に重要指標発表時や急騰・急落時は、価格変動が激しくなるため注意が必要です。

成行注文はシンプルで使いやすい反面、「勢いだけで飛び乗りやすい」という特徴もあるため、感情的なエントリーには注意が必要です。

成行注文のメリット・デメリット

成行注文は「すぐ入れる」という大きなメリットがある一方で、感情的なトレードにつながりやすい側面もあります。

特に初心者は、ローソク足が急騰しているのを見て飛び乗り、高値掴みしてしまうケースも少なくありません。

成行注文のメリット成行注文のデメリット
すぐにポジションを持てる感情的なエントリーになる可能性がある
チャートを監視しながら注文できる監視している時にしか注文できない
操作がシンプル

そのため、成行注文を使う際は「なぜ今入るのか?」を明確にしてから注文することが重要です。

指値注文(Buy Limit / Sell Limit)

指値注文とは、「指定した価格まで来たら自動で注文する方法」のことです。今すぐ入る成行注文とは違い、有利な価格まで引き付けてエントリーできるため、多くのトレーダーが活用しています。

Buy Limitとは?安くなったら買う注文
Sell Limitとは?高くなったら売る注文
指値注文のメリット・デメリット

Buy Limitとは?安くなったら買う注文

Buy Limitとは、「現在価格より安くなったら買う予約注文」のことです。

例えば、USDJPYが145.000円の時に、「144.500円まで下がったら買いたい」と考えた場合、その価格にBuy Limitを置いておくことで、自動で買い注文が発動します。

これは、押し目買いを狙う時によく使われる注文方法です。

項目内容
注文名Buy Limit
意味安くなったら買う
主な用途押し目買い
注文位置現在価格より下
向いている相場上昇トレンド

特にFXでは、「上昇トレンド中の一時的な下落」を狙う考え方が非常に重要です。

初心者は価格が上がってから飛び乗りやすいですが、Buy Limitを使うことで、冷静に“安い場所”で待ち構えることができます。

Sell Limitとは?高くなったら売る注文

Sell Limitとは、「現在価格より高くなったら売る予約注文」のことです。

例えば、USDJPYが145.000円の時に、「145.500円まで上がったら売りたい」と考えた場合、その価格にSell Limitを置いておくことで、自動で売り注文が発動します。

これは、戻り売りを狙う時によく使われる注文方法です。

項目内容
注文名Sell Limit
意味高くなったら売る
主な用途戻り売り
注文位置現在価格より上
向いている相場下落トレンド

下落トレンドでは、一時的に価格が戻ってから再度下落するケースが多くあります。

そのため、Sell Limitを使えば、慌てて売るのではなく、“高い場所まで待ってから売る”ことが可能になります。

特にダウ理論やライン分析を使うトレードでは、戻り売りとの相性が非常に良い注文方法です。

指値注文のメリット・デメリット

指値注文の最大のメリットは、「有利な価格で待てること」です。

感情的に飛び乗る必要がなくなるため、落ち着いてシナリオ通りのトレードをしやすくなります。

メリットデメリット
有利な価格でエントリーしやすい指定価格まで届かず入れない場合がある
感情的な飛び乗りを防げるチャンスを逃すことがある
押し目買い・戻り売りと相性が良い強いトレンドでは置いていかれやすい
事前にシナリオを組み立てやすい相場分析が必要になる

特に初心者は、「入れなかった…」という悔しさから無理に成行注文へ切り替えてしまうことがあります。

しかし、FXでは“無理に入らない”ことも非常に重要です。

指値注文は、「自分が優位性があると考えた価格まで待つ」という、プロトレーダーにも多い考え方の基本となる注文方法です。

逆指値注文(Buy Stop / Sell Stop)

逆指値注文とは、「価格が一定ラインを超えたら自動で注文する方法」です。主にブレイク狙いで使われることが多く、トレンド発生時の勢いに乗りたい場面で活用されます。

Buy Stopとは?高くなったら買う注文
Sell Stopとは?安くなったら売る注文
逆指値注文のメリット・デメリット

Buy Stopとは?高くなったら買う注文

Buy Stopとは、「現在価格より高くなったら買う予約注文」のことです。

例えば、USDJPYが145.000円の時に、「145.500円を超えたら上昇しそう」と考えた場合、その価格にBuy Stopを置いておくことで、自動で買い注文が発動します。

これは、高値ブレイクを狙う場面でよく使われる注文方法です。

項目内容
注文名Buy Stop
意味高くなったら買う
主な用途高値ブレイク狙い
注文位置現在価格より上
向いている相場強い上昇トレンド

FXでは、「高値更新=さらに上昇しやすい」という考え方があります。

そのため、Buy Stopは「勢いが出た方向についていく注文」として、多くのトレーダーに使われています。

特にレンジ相場を上抜けした瞬間などは、Buy Stopが機能しやすい代表的な場面です。

Sell Stopとは?安くなったら売る注文

Sell Stopとは、「現在価格より安くなったら売る予約注文」のことです。

例えば、USDJPYが145.000円の時に、「144.500円を下抜けしたら下落しそう」と考えた場合、その価格にSell Stopを置いておくことで、自動で売り注文が発動します。

これは、安値ブレイクを狙う時によく使われる注文方法です。

項目内容
注文名Sell Stop
意味安くなったら売る
主な用途安値ブレイク狙い
注文位置現在価格より下
向いている相場強い下落トレンド

特に下落相場では、「安値を割ると一気に売りが加速する」という場面も多くあります。

そのため、Sell Stopを使えば、価格が崩れた瞬間に自動でエントリーできるため、チャンスを逃しにくくなります。

ダウ理論でも、「安値更新=下降トレンド継続」と判断されることが多いため、Sell Stopはトレンドフォローとの相性が良い注文方法です。

逆指値注文のメリット・デメリット

逆指値注文は、「ブレイクした方向についていく」という考え方に非常に相性が良い注文方法です。

特に、チャートをずっと監視できない人でも、自動でエントリーできるという大きなメリットがあります。

メリットデメリット
ブレイクの勢いに乗りやすいダマシに巻き込まれる場合がある
自動でエントリーできる高値掴み・安値掴みになりやすい
チャンスを逃しにくい急変動時にスリッページが起きやすい
トレンドフォローと相性が良いレンジ相場では負けやすい

初心者によくある失敗が、「レンジ相場の中で逆指値注文を使ってしまうこと」です。

レンジ内では一時的に高値・安値を抜けても、すぐ戻ってくる“ダマシ”が発生しやすいため、逆指値注文はトレンドが発生しやすい場面で使うことが重要になります。

そのため、逆指値注文を使う際は、上位足の方向、ブレイクするラインの強さ、相場の勢いなどを確認しながら使うことが大切です。

複合注文(Buy Stop Limit / Sell Stop Limit)

複合注文とは、「価格が一定ラインに到達した後、さらに指定した価格で注文を出す方法」です。ブレイク確認後に、より有利な価格で入りたい時に使われる上級者向けの注文方法です。

Buy Stop Limitとは?ブレイク確認後に押し目で買う注文
Sell Stop Limitとは?下抜け確認後に戻りで売る注文
複合注文を使うメリット・デメリット

Buy Stop Limitとは?ブレイク確認後に押し目で買う注文

Buy Stop Limitとは、「価格が上抜けしたことを確認してから、押し目で買う注文」のことです。

通常のBuy Stopは、指定価格に到達した瞬間にそのまま買い注文が発動します。しかし、Buy Stop Limitでは、まずStop価格に到達した後、指定したLimit価格に買い指値注文が出されます。

項目内容
注文名Buy Stop Limit
役割ブレイク確認後に押し目で買う
注文の流れ上昇 → Stop到達 → Buy Limit発動
向いている場面ダマシ回避・押し目狙い
難易度やや上級者向け

例えば、

  • 145.500円を超えたら上昇トレンドと判断
  • ただし飛び乗りはしたくない
  • 145.300円まで押したら買いたい

という場合に使われます。

つまり、「勢いを確認してから、少し有利な価格で入りたい」という時に便利な注文方法です。

特にFXでは、ブレイク直後に一度戻してから再上昇するケースも多いため、Buy Stop Limitを使うことで高値掴みを避けやすくなります。

Sell Stop Limitとは?下抜け確認後に戻りで売る注文

Sell Stop Limitとは、「価格が下抜けしたことを確認してから、戻りで売る注文」のことです。

通常のSell Stopは、指定価格を下抜けした瞬間に売り注文が発動します。しかし、Sell Stop Limitでは、まずStop価格に到達した後、指定したLimit価格に売り指値注文が出されます。

項目内容
注文名Sell Stop Limit
役割下抜け確認後に戻りで売る
注文の流れ下落 → Stop到達 → Sell Limit発動
向いている場面戻り売り・ダマシ回避
難易度やや上級者向け

例えば、

  • 144.500円を割ったら下落継続と判断
  • ただし安値で飛び乗りたくない
  • 144.700円まで戻したら売りたい

という場合に活用されます。

下落相場では、一度安値を更新してから戻りを作り、その後さらに下落するケースも多くあります。

そのため、Sell Stop Limitを使えば、「ブレイク確認」と「有利な戻り売り」の両方を狙うことが可能になります。

複合注文を使うメリット・デメリット

複合注文は、「ブレイク確認」と「有利な価格でのエントリー」を両立できる便利な注文方法です。

ただし、通常の注文方法より仕組みが複雑なため、初心者には少し難しく感じる場合もあります。

メリットデメリット
ダマシを回避しやすい注文の仕組みが複雑
高値掴み・安値掴みを防ぎやすい約定しない場合がある
ブレイク後の押し目・戻りを狙える設定ミスしやすい
有利な価格で入りやすい初心者には難易度が高い

特に初心者は、「ブレイクした瞬間に飛び乗る」ことが多いですが、複合注文を使うことで、“確認してから落ち着いて入る”という考え方ができるようになります。

ただし、相場によっては押し目や戻りを作らず、そのまま伸びてしまうケースもあるため、「約定しないリスク」がある点には注意が必要です。

複合注文は、FXに慣れてきて「より精度の高いエントリーをしたい」と考え始めたタイミングで覚えると非常に役立つ注文方法です。

指値と逆指値よりも複雑な注文方法なので、無理して使う必要はありませんん。

利確(TP)・損切り(SL)注文

TP(利確)とSL(損切り)は、利益確定や損失管理を自動で行うための重要な注文機能です。FXでは「どこで入るか」だけでなく、「どこで終わるか」を事前に決めておくことが非常に大切になります。

利確(Take Profit)の役割
損切り(Stop Loss)の役割
TP・SLを設定する理由

利確(Take Profit)の役割

Take Profit(TP)とは、「指定した利益に到達したら自動で決済する注文」のことです。

例えば、145.000円で買った後に、「145.500円まで上がったら利益確定したい」という場合、その価格にTPを設定しておくことで、自動で決済されます。

項目内容
正式名称Take Profit
略称TP
役割利益を自動確定する
買い注文時上に設定
売り注文時下に設定

FXでは、「もっと伸びるかも」と欲張った結果、利益を失うケースも少なくありません。

そのため、事前に利確ポイントを決めておくことで、感情に左右されにくいトレードができるようになります。

特に初心者は、「利益が減るのが怖くて決済できない」という状態になりやすいため、TP設定は非常に重要です。

損切り(Stop Loss)の役割

Stop Loss(SL)とは、「指定した損失に到達したら自動で決済する注文」のことです。

例えば、145.000円で買った後に、「144.700円まで下がったら損切りしたい」という場合、その価格にSLを設定しておくことで、自動で決済されます。

項目内容
正式名称Stop Loss
略称SL
役割損失を自動で止める
買い注文時下に設定
売り注文時上に設定

FXで資金を失う最大の原因の1つが、「損切りできないこと」です。

初心者によくあるのが、「戻るかもしれない」「もう少し待てば助かるかも」「損切りしたくない」

という感情から、損失を大きくしてしまうパターンです。

しかし、FXでは“負けを小さく抑える”ことが非常に重要です。

SLを設定しておけば、感情に左右されず、事前に決めたリスクでトレードを終えることができます。

TP・SLを設定する理由

TP・SLを設定する最大の理由は、「ルール通りトレードを終えるため」、「感情トレードを防ぐため」です。

FXでは、エントリー後に相場を見るほど感情が入りやすくなります。

例えば、

TP・SLなしで起こりやすいこと結果
利益を伸ばそうと欲張る利益を失う
損切りできず耐える大損につながる
感情で判断を変えるルールが崩れる
相場を見続けて疲れる無駄なトレードが増える

一方で、TP・SLを事前に設定しておけば、

  • 利確位置
  • 損切り位置
  • リスクリワード

を明確にした状態でトレードできます。

特にFXでは、「勝率」だけではなく、「1回の損失をどれだけ小さくできるか」が非常に重要です。

そのため、プロトレーダーほど、エントリー前にTP・SLを決めてからトレードするケースが多くあります。

トレーリングストップとは?利益を確保する

トレーリングストップとは、含み益が増えた時に、損切り位置を建値以上へ引き上げていく事です。

「利益を確保したい、損失を出したくない」という場面で活用されます。

トレーリングストップの仕組み
トレーリングストップのメリット・デメリット
利益追求の目標設定|「波の60%を取れれば十分」という考え方

トレーリングストップの仕組み

トレーリングストップとは、含み益が増えた時に、自分で損切り位置(SL)を建値以上へ動かしていく考え方のことです。

例えば、

  • 145.000円で買いエントリー
  • 145.500円まで上昇

した場合、損切り位置を145.000円(建値)や145.200円へ移動させることで、「負けない状態」や「利益を守る状態」を作ることができます。

つまり、相場が伸びるほど損切り位置を有利な方向へ調整していき、利益を守りながらトレンドを追いかけるやり方です。

例として、ダウ理論でトレードしている場合、上昇トレンド中に高値を更新したら、その高値更新の起点となった押し安値の下へ損切りを移動していくやり方があります。

項目内容
機能名トレーリングストップ
役割利益を守るために損切り位置を動かす
特徴含み益に合わせてSLを調整する
主な用途トレンド相場
目的建値以上を確保しながら利益を伸ばす

特にFXでは、「もっと伸びそうだけど、利益が減るのは嫌」という場面が多くあります。

その時に、損切り位置を建値以上へ移動しておくことで、精神的に余裕を持ちながらトレードしやすくなります。

トレーリングストップのメリット・デメリット

トレーリングストップは、「利益を守りながら伸ばす」という考え方に非常に相性が良い管理方法です。

ただし、損切り位置を近づけすぎると、少しの値動きで決済されてしまう場合もあります。

メリットデメリット
建値以上を確保しやすい損切りを近づけすぎると狩られやすい
利益を守りながら伸ばせるレンジ相場では機能しにくい
精神的に余裕を持ちやすい調整タイミングが難しい
大きなトレンドを狙いやすい小さな押し戻しで決済される場合がある

初心者によくあるのが、「利益が出た瞬間にすぐ利確してしまう」というパターンです。

しかし、トレーリングストップを活用すれば、最低限の利益を確保しながら、さらに大きな利益を狙うことも可能になります。

特にトレンドフォローでは、「どこまで伸びるか分からない相場」を追いかけることが多いため、非常に相性の良い考え方です。

利益追求の目標設定|「波の60%を取れれば十分」という考え方

FX初心者によくあるのが、「相場を最初から最後まで全部取りたい」と考えてしまうことです。

しかし、実際の相場はどこが天井・底になるかを完全に予測することはできません。

100%取り切ろうとすると、エントリーが早くなりすぎて伸びない事や、利益確定が遅れてしまい、せっかくの利益を失うケースも多くあります。

そこで重要になる考え方が、「波の60%を取れれば十分」という考え方です。

例えば、100pips動く相場があったとしても、最初の20pipsや最後の20pipsまで完璧に狙う必要はありません。真ん中の“取りやすい部分”だけを狙うイメージです。

実際、多くのプロトレーダーも、「安全に取れる部分を積み重ねる」という考え方を重視しています。

最初から「この波の6割取れれば十分」と考えておくことで、冷静に利益確定しやすくなります。

FXで長く勝ち続けるためには、“完璧”を目指すよりも、“安定して取りやすい部分を積み重ねる”ことの方が重要です。

スプレッドとは?FXの実質的な取引コスト

スプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の差のことです。FXでは注文した瞬間に発生する実質的な取引コストであり、狭いほど有利にトレードしやすくなります。

スプレッドの仕組み
スプレッドが狭い業者と口座を選ぶ重要性

スプレッドの仕組み

FXでは、同じ通貨ペアでも「買う価格」と「売る価格」が少し違います。

例えば、

  • 買値(Ask):145.003円
  • 売値(Bid):145.000円

だった場合、この差の「0.3pips」がスプレッドです。

つまり、FXではポジションを持った瞬間、スプレッド分だけマイナスからスタートする仕組みになっています。

項目内容
Ask(買値)買う時の価格
Bid(売値)売る時の価格
スプレッドAskとBidの差
発生タイミングエントリーした瞬間
狭い場合コストが低い
広い場合コストが高い

特にスキャルピングのような短期トレードでは、数pipsを狙うことも多いため、スプレッドの影響が非常に大きくなります。

そのため、FXでは「どの業者を使うか」だけでなく、「どの口座タイプを使うか」も重要になります。

スプレッドが狭い業者と口座を選ぶ重要性

FXでは、スプレッドが狭いほど取引コストを抑えやすくなります。

例えば、1回の取引で毎回2pipsの差がある場合、トレード回数が増えるほど、そのコストは大きく積み重なっていきます。

スプレッドが狭い場合スプレッドが広い場合
利益を残しやすい利益が減りやすい
短期トレード向き短期トレードに不利
エントリーしやすい利益まで距離が必要
コスト負担が少ないコスト負担が大きい

ただし、スプレッドが狭い口座は、別途取引手数料がかかる場合もあります。

そのため、「スプレッドだけ」で判断するのではなく、

  • 取引手数料
  • 約定力
  • スワップ
  • 自分のトレードスタイル

まで含めて、自分に合った業者・口座を選ぶことが大切です。

FX(MT5)注文方法まとめ|相場状況に応じて使い分ける

FXでは、成行注文・指値注文・逆指値注文など、相場状況によって使い分けることが非常に重要です。

また、TP・SLやトレーリングストップを活用することで、感情に左右されにくいトレードもしやすくなります。

特に初心者は、「どこで入るか」だけでなく、「どう注文するか」「どう終わるか」まで考えることで、トレード精度は大きく向上します。

まずは基本的な注文方法を理解し、自分のトレードスタイルに合った使い方を身につけていきましょう。

知識はインプットするだけではなかなか身につきません。そこで、FX注文方法の理解度を確認できる【解説資料+確認テスト(PDF)】を用意しました。学習後のアウトプットや理解度チェックにぜひご活用ください。

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